医療法人 奏健 やまもとクリニック

相模原市東林間の内科【やまもとクリニック】内科・小児科・禁煙外来

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コラムColumn

女性の大敵、鉄欠乏性貧血

血液の中のヘモグロビンの量が少ないことを貧血と言います。とかく女性はヘモグロビンの材料である鉄分が不足になりがちです。成人女性の約10%は鉄欠乏 性貧血であり、約40%は鉄欠乏状態といわれます。貧血になると全身が酸素不足になり、頭痛・めまい・疲労・肩こりなど様々な症状を呈します。貧血の治療 は鉄剤と食事療法です。鉄分には、『ヘム鉄』『非ヘム鉄』の2種類があります。ヘム鉄は、非ヘム鉄に比べて数倍も腸での吸収が良いので、まずはヘム鉄から 十分摂取することをお勧めいたします。豚レバー・ヤツメウナギ・鮎・煮干し等にヘム鉄が含まれ、ホウレン草や大豆・シジミ・ひじきなどには非ヘム鉄が含ま れています。非ヘム鉄も動物性蛋白質と一緒にとることで、またこれらはビタミンCを合わせることで吸収が良くなりますので調理の際は工夫が必要です。鉄鍋 や、鉄のフライパンを使うことも効果的とされます。 最後に、貧血の種類は、今回の鉄欠乏性貧血だけでないこともありますので、ご心配な方はかかりつけ医にご相談ください。
文責:中村優子