医療法人 奏健 やまもとクリニック

相模原市東林間の内科【やまもとクリニック】内科・小児科・禁煙外来

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コラムColumn

骨そしょう症に気をつけて!

私たちの骨は20代から30代にかけてピークとなりますが、年齢とともに減少し、80歳くらいになると、ピーク時に比べて男性で約30%、女性は約40% も骨量が減少するといわれています。骨量の減少は生理的なものですが、骨からカルシウムやリンが過剰に脱出し、骨折しやすく、いったん骨折してしまうと治 りにくい病気です。骨そしょう症の推定患者数は、1100万人といわれる一方、治療されている人は2割にも満たないと報告があります。カルシウム不足はも ちろんですが、女性ホルモン(エストロジェン)の分泌不足、運動量の減少などが深く関係しています。また、過度の喫煙や飲酒、コーヒーの多飲、塩分・糖の 過剰摂取、ストレス、やせ、無理なダイエットなども関与しているといわれます。60歳過ぎて急激に増加し、特に閉経期以後の女性に多いようですので十分に 気をつけなければなりません。骨そしょう症の診断の中で、近年注目されているのは尿中の骨代謝マーカーの測定です。他に、骨量の測定や腰椎X線写真などあ り、どの検査も簡便にすることができます。年を重ねて身長が縮んでしまった経験を持つ方、背が丸くなったと思われる方、元気に日常を過ごしていただくため にもぜひ検査をお勧めします。
文責:中村優子