脱水にご注意です
私たちの体に必要な1日の水分はどれくらいでしょう。成人であれば、2.5Lの水分摂取が必要といわれます。いわゆる飲む「水分」はもちろんのこと、食物 の水分も含めての目安です。運動をあまりしない人は2リットルぐらいでもよいでしょうし、運動量が多く、汗をたくさん掻く人は3リットル位飲んだほうがよ いかもしれません。水分摂取が少ないと便秘となり、新陳代謝も低下します。夏場は知らない間に脱水に陥りやすいので注意が必要です。汗をかくと体内の水分 が減り、当然血液の中の水分量も減り血液が濃縮しますので、この状態が続くことによって、体全体に水分や酸素が行きわたりにくくなり、臓器・筋肉・神経の 働きも低下します。また汗にはナトリウムなどの電解質が含まれており、大量の汗をかくことによって電解質のバランスが崩れ筋肉の痙攣という状態を引き起こ します。 夏場だけでなく、寒いときにも「はー」と息をすることですら、呼吸による水分は失われます。知らないうちに皮膚から蒸発していく水分もあります。何もし なくても失われる水分があることを知り、日ごろからこまめに水分補給の習慣をつけ、夏場は特に、スポーツドリンクや塩水で水分補給をすることなど気をつけ ましょう。今、メディアでも『脱水率2%をこえると危険』といわれるくらい脱水率(運動前後の体重低下率)には十分に気をつけなければなりません。
目次
- 病気について
- ヘルスケア
- 食事レシピ
- 新型コロナウイルス感染症を正しく恐れ、正しく予防しよう
- 日本人間ドック学会が発表した高血圧の「基準値」について
- 喘息治療2013年
- 風疹流行
- 2013年花粉飛散予測に注目です!
- 2012年インフルエンザ予防接種
- 高齢者の便秘
- 糖尿病トピックス
- 脂質異常症
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは
- カンピロバクター食中毒
- 慢性頭痛
- 帯状湿疹
- ロコモティブシンドローム
- 百日咳
- 自律神経失調症
- めまい
- ノロウイルスにご注意
- 便秘にご注意!
- 肺炎は予防が大事!
- 食中毒に気をつけて!
- 骨そしょう症に気をつけて!
- 認知症 その2 こんなかかわりが大切です!
- 認知症 その1
- 乾燥肌に注意 その2
- 喘息の治療 吸入療法について
- 女性の大敵、鉄欠乏性貧血
- 慢性肝炎治療の医療費助成金が始まりました。
- 『過活動膀胱』って何ですか?
- 高尿酸血症・痛風とは
- 慢性腎臓病に注意!!
- 熱中症その2
- 低血圧のご注意!
- セカンド・オピニオンとは?
- 不眠症にご用心!(^^)!
- 冬の感染症にご注意! その2 ロタウイルス
- 冬の感染症にご注意! その1 ノロウイルス
- アンチエイジングって何?
- 睡眠時無呼吸症候群って何?
- 冷房病に気をつけて!
- 片頭痛?
- ヘリコバクター・ピロリ菌って何?
- メタボリックシンドロームって何?
- 皮膚そう痒症?!
- 更年期障害!
- ご存知でしたか? AED!
- うつ病はこころの風邪?(治療編)
- 高血圧にご注意!!
- 『心臓病にやさしい』生活その2
- 『心臓病にやさしい』生活その1
- 熱中症の予防法
- 食中毒の予防箋
- 五月病の処方箋