ペットボトル症候群にご注意
「ペットボトル症候群」という言葉をご存じですか?ブドウ糖を中心とした糖分を多く含む炭酸飲料、ジュース、スポーツドリンク、コーヒー等を多量に飲む習慣を続けている事でおこる急性の糖尿病です。これらを大量に飲むことで急激に血糖値が上がり、ひどくなると突然の昏睡状態となる場合もあります。血糖値が上がると口が渇き飲料水を飲む、そして多尿になり、さらにのどが渇く悪循環に陥ります。
ペットボトル症候群になる方は10代から30代で肥満傾向がある方に多く、もともと糖尿病の素因を持ち、健康診断で高血糖を指摘されていたのに、そのままにしている人に起こりやすいです。肥満傾向で糖尿病の診断をまだ受けておらず、多尿やのどの渇きがある方は注意が必要です。
一般的な清涼飲料水には1リットル当たり100gの糖分が含まれています。500mlのペットボトル一本には50gの糖分が含まれていることになります。5g入りグラニュー糖のスティックで10本に相当します。のどの渇きにまかせて、糖分の入った炭酸飲料やスポーツドリンクを水代わりに飲んでいませんか?ペットボトル症候群は糖尿病につながる危険があります。暑い時期には汗をかくので、脱水を防ぐために水分補給は大切です。できるだけ水やお茶などの、糖分を含まない飲み物で水分補給をして下さい。
目次
- 病気について
- ヘルスケア
- 食事レシピ
- 新型コロナウイルス感染症を正しく恐れ、正しく予防しよう
- 日本人間ドック学会が発表した高血圧の「基準値」について
- 喘息治療2013年
- 風疹流行
- 2013年花粉飛散予測に注目です!
- 2012年インフルエンザ予防接種
- 高齢者の便秘
- 糖尿病トピックス
- 脂質異常症
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは
- カンピロバクター食中毒
- 慢性頭痛
- 帯状湿疹
- ロコモティブシンドローム
- 百日咳
- 自律神経失調症
- めまい
- ノロウイルスにご注意
- 便秘にご注意!
- 肺炎は予防が大事!
- 食中毒に気をつけて!
- 骨そしょう症に気をつけて!
- 認知症 その2 こんなかかわりが大切です!
- 認知症 その1
- 乾燥肌に注意 その2
- 喘息の治療 吸入療法について
- 女性の大敵、鉄欠乏性貧血
- 慢性肝炎治療の医療費助成金が始まりました。
- 『過活動膀胱』って何ですか?
- 高尿酸血症・痛風とは
- 慢性腎臓病に注意!!
- 熱中症その2
- 低血圧のご注意!
- セカンド・オピニオンとは?
- 不眠症にご用心!(^^)!
- 冬の感染症にご注意! その2 ロタウイルス
- 冬の感染症にご注意! その1 ノロウイルス
- アンチエイジングって何?
- 睡眠時無呼吸症候群って何?
- 冷房病に気をつけて!
- 片頭痛?
- ヘリコバクター・ピロリ菌って何?
- メタボリックシンドロームって何?
- 皮膚そう痒症?!
- 更年期障害!
- ご存知でしたか? AED!
- うつ病はこころの風邪?(治療編)
- 高血圧にご注意!!
- 『心臓病にやさしい』生活その2
- 『心臓病にやさしい』生活その1
- 熱中症の予防法
- 食中毒の予防箋
- 五月病の処方箋