帯状湿疹
帯状疱疹は、水ぼうそうを引き起こすウイルスが原因です。体の片側、神経の走行に沿って帯のように発疹が現れ、敏感な神経が傷ついて痛みを感じます。多く の人は子供の頃このウィルスに感染し、水ぼうそうになります。水ぼうそうが治ってもウィルスは体の神経の中に潜んでいますので、疲れが溜まったり抵抗力が 落ちたとき、加齢、手術などの身体への負担が大になった時、このウイルスが勢いを再びもち発病します。皮疹は特徴的であり、経過も幾つかのパターンはあり ますが、痛みを感じた数日後から1週間後に赤い湿疹が出現し、その後水ぶくれとなり、2、3週間かけてかさぶたになっていくという比較的決まった経過を呈 すようです。治療の中心は抗ウイルス薬ですが、休養をとることも大切な治療の一つです。ゆっくり休んで免疫力を高めましょう。
帯状疱疹の痛みは、通常1か月程ですが、皮膚症状がなくなっても痛みのみが3か月以上に及んだ場合を『帯状疱疹後神経痛』と言います。治療には鎮痛剤や炎 症剤などを服用します。また、高齢者の場合は痛みが残存する事が多く、長期にわたって痛みがあることを訴える患者のうちの70%が60歳以上の方のようで す。帯状疱疹後神経痛を防ぐことのポイントは、血流を良好に保つことが大切です。温めるという行為で血管を弛緩させ、交感神経の緊張を緩めることが痛みを 軽減につながる場合があります。
目次
- 病気について
- ヘルスケア
- 食事レシピ
- 新型コロナウイルス感染症を正しく恐れ、正しく予防しよう
- 日本人間ドック学会が発表した高血圧の「基準値」について
- 喘息治療2013年
- 風疹流行
- 2013年花粉飛散予測に注目です!
- 2012年インフルエンザ予防接種
- 高齢者の便秘
- 糖尿病トピックス
- 脂質異常症
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは
- カンピロバクター食中毒
- 慢性頭痛
- 帯状湿疹
- ロコモティブシンドローム
- 百日咳
- 自律神経失調症
- めまい
- ノロウイルスにご注意
- 便秘にご注意!
- 肺炎は予防が大事!
- 食中毒に気をつけて!
- 骨そしょう症に気をつけて!
- 認知症 その2 こんなかかわりが大切です!
- 認知症 その1
- 乾燥肌に注意 その2
- 喘息の治療 吸入療法について
- 女性の大敵、鉄欠乏性貧血
- 慢性肝炎治療の医療費助成金が始まりました。
- 『過活動膀胱』って何ですか?
- 高尿酸血症・痛風とは
- 慢性腎臓病に注意!!
- 熱中症その2
- 低血圧のご注意!
- セカンド・オピニオンとは?
- 不眠症にご用心!(^^)!
- 冬の感染症にご注意! その2 ロタウイルス
- 冬の感染症にご注意! その1 ノロウイルス
- アンチエイジングって何?
- 睡眠時無呼吸症候群って何?
- 冷房病に気をつけて!
- 片頭痛?
- ヘリコバクター・ピロリ菌って何?
- メタボリックシンドロームって何?
- 皮膚そう痒症?!
- 更年期障害!
- ご存知でしたか? AED!
- うつ病はこころの風邪?(治療編)
- 高血圧にご注意!!
- 『心臓病にやさしい』生活その2
- 『心臓病にやさしい』生活その1
- 熱中症の予防法
- 食中毒の予防箋
- 五月病の処方箋